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生殺与奪の権を他人に握らせるな!
という某鬼滅の刃の某柱・冨岡義勇さんの名言がありますが(鬼滅の刃、すっかりハマっちゃった…)、こと現代日本においては、生殺与奪の権を他人に握られるような状況は99.9%ないわけで。(あったら困る^^;)
にも関わらず、このセリフが刺さっちゃうのは何でだろう?と考えたときに、
職業選択の権を他人に握らせるな!
という言葉が私の頭にぽんっと浮かびました。
日本国憲法22条1項において、我々は「職業選択の自由」を保証されています。本来、職業を選ぶ権利は、自分の手の中にあるわけです。
けど、仕事関係のことで死にたくなるほど悩む人ってめちゃめちゃ多いですよね。私も新卒のときそうだったし。わかります。
「仕事辞めたい…でもまさかね、そんなこと言えない」って長い間もんもんとしてる人や
「仕事がねェ、つらいねェ、けど辞めたら金ない食ってけねェ、俺らこんな仕事いやだ~」的な人が、世の中にいっぱいいる。
これってホントは自分が握っとくべき「職業選択の権」を他人に握らせてることにならないですかね。
「他人」というのは、必ずしも人ではないかもしれません。環境だったり、プライドだったり、執着だったり、固定概念だったり。要は「自分の意志以外の何か」です。
仕事辞めたいなら、辞めればいい。
職業選択の権は自分で握りましょう。
世の中には今やってる以外の仕事が星の数ほどあるし、
仮に職につけなくても、今の日本で「食ってけねェ」なんてことにはなりません。
公的機関に相談すれば「食っていく」のはどうにでもなる。
「一切頑張らずに、イヤなことから逃げて、好きなことだけして生きていくべき」と言いたいわけではありません。
「自分の意志で仕事を選んでいる=職業選択の権を自分で握っている」という感覚を忘れないようにしましょう、ということです。
自分の意志でやってることなら、頑張らなきゃいけない場面でちゃんと頑張れるし、多少イヤなことがあっても健全に乗り越えられるし、少なくとも本気で死にたくなるようなことにはなりません。
イヤイヤやって、やらされて、誰かや何かに人生の主導権を握られて、そうやって仕事してたらそりゃ病みます。
仕事が原因で命を絶つ人が少なくない以上、「職業選択の権」は現代版の「生殺与奪の権」と言っても過言ではないのかもしれません。
職業選択の権を他人に握らせるな!
生殺与奪の権を他人に握らせるな!
御意!
…というわけで、私、在宅フリーランスの道を選びます。
『鬼滅の刃』がめっちゃ好きな主婦のひとりごとでした。おわり。