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気づいてしまった。
私が「夫のため」と思ってやっていたことは、実は「自分のため」だったってことに。
疲れているのに我慢して家事をしたり、
しょっちゅう夫に「好き」だと言ったり、
夫が遊びに出かけるのが本当は嫌なのに平気なふりをしたり、
私は2人目なんて望んでないのに夫が欲しいというから妊活をしたり。
ぜーんぶ、ぜーんぶ、
「こうしたら夫はもっと私のことを好きになってくれるのでは?」と
期待してやっていたことに気づいてしまった…
つまりはすべて「自分のため」。
自分が夫に好かれたいから!やっていたことでした。ちーん。
「夫のため」じゃなかったんだ。
「私、こんなにいろいろやってあげてるのに!」ってイライラしてごめんね、夫よ。
人に「好かれたい」と思うことの危うさ
考えてみたら、人に「好かれたい」と思うことって、危ういことですね。
人に好かれたいと思うあまり、自分の本当の気持ちを押し殺す。
すると「私はこれだけやってあげたのに」「私はこれだけ我慢したのに」ってどうしても思ってしまう。
そういう「負」の気持ちって相手に伝わるから、やられた側はサーっと引いていく。
だから、好かれたいと思って頑張ってやったことが裏目に出て、逆に相手に嫌われちゃってさ。
好かれたいと思えば思うほど、相手に嫌われるという…。
なんという罠。
しかも、これ男女関係に限った話じゃないですよね。
職場付き合いとか友達関係とかもそう。
やっぱり「良い人」って思われたいじゃないですか?
私はいまだに「良い人」って思われたい欲が強いです(笑)
だから、本当はやりたくないことをニコニコして引き受けちゃったり、気が乗らないのに友達からの遊びの誘いを断れなかったり。
自分の本当の気持ちに背いた行動を取るのって、めちゃ疲れる。だから、
「こんだけやってあげたんだから、私が困ったら助けてよね」
「付き合ってあげたんだから、私のこと大切に扱ってよね」
みたいな気持ちになって、相手が自分のほしい見返りをくれないと、なんでやねんって怒りがわく。
そうそう、
よく言われるけど、「良い人」って「どうでもいい人」と紙一重なんですよね。
人の目を気にして自分の気持ちをないがしろにすると、相手からもテキトーな扱いを受けるようになっていく。
たしかに、自分が自分のことをテキトーに扱っているのに、他人が大事に扱ってくれるわけがないんよな…
自分のことは、自分で大事にするしかない。
それが一番、早くて確実。
というわけで、やっぱり「最優先すべきは自分の気持ちなんだな」って最近思います。
なので自分の気持ちに耳を傾けて、最優先してあげられるように現在修行中です。
結局、自分の気持ちを大切にすることが、良いパートナーシップを築く
私、夫から「離婚したい」と言われたことがあって。
あのときはぁ~~もう~~~ショックでしたよね。
泣いて泣いて、未来に絶望して、死にたくなって、酷い状態でした。
ひとしきり泣いたあと、「あんなに尽くしてきたのに!意味わからん!勝手すぎるわ!」ってすごく怒りがわいてきて。
ただ、話し合っても夫の離婚の意志は変わりそうになかったので、私はとうとう諦めて、なにがいけなかったのかを真剣に考え始めました。
そのとき初めて、今までやってきた「夫のため」は、実は「自分のため」だったこと。
夫に好かれたいあまりに自分の気持ちをないがしろにしてきたことに気がつきました。
あーやらかしたな…って後悔しかなかった。
そして、次に私が思ったこと。
残念だけど、どうやら離婚は避けられそうにない。もういいや。
仕方がないから自分で自分のことを幸せにしよう。
娘のことも、私1人でも絶対に幸せにしてみせる!
腹をくくった私は、夫のことはホッタラカシにして、娘との生活や自分の仕事を最大限楽しむようにしました。
すると離婚危機という状況は何も変わってないけど、普通に楽しい日々を送れるようになって。
娘は元気でかわいいし、ごはんはおいしいし、仕事も順調だし。
強がりとかじゃなくて、「なんだ、離婚しても別に何も問題ないじゃん」って思えるようになりました。
そしたら1か月くらいして、夫からまさかの一言。
「やっぱり俺は、桃ちゃんと娘ちゃんと一緒に暮らしていきたい」
こうして、離婚騒動は収束しましたとさ…
今は、冷たかった夫の態度も元通りになって、夫婦関係も家族関係も良好です。
本当、なんだったんだろうね(笑)
私はというと、もう「夫のため」と思って自分の気持ちを押し殺すのをやめました。
家事はやりたくないときはしないし(洗ってない皿とか山積みです笑)、ガンガン外食するし、夫に好きって言うのも、妊活もやめた。夫が遊びに行くのは、もう別に気にならない。
今の生活、結構快適です。
夫がいなくなったとて、幸せに暮らしていけるという自信もある。
結局、自分の気持ちを大切にすることが、良いパートナーシップを築くのかもしれません。