子育て

奨学金は借金?投資?返済中の30代主婦が実体験を語ります

ぶちみです。

私は大学時代、奨学金を利用していました。現在30代ですが、現在も返済中の身です。実際に奨学金を利用して、毎月返済を続けている私が実体験を踏まえ奨学金に対する考えを語ります!

奨学金を使っての進学を考えているけど、実際どうなの?という人や、私と同じく奨学金を利用しているけど返していけるか不安・・・という人の参考になれば幸いです。

私の奨学金詳細について

最初に私の奨学金の詳細についてご紹介。

・奨学金を利用していた時期:大学1~4年生 大学卒業までの4年間
・日本学生支援機構の第二種奨学金
・奨学金の合計金額:414万円(毎月8万円、初月増額46万円、最終月増額16万円)
・利息を含む返済予定総額:479万円
・毎月2万円返済
・2019年7月現在 借入残高140万円(返済開始から丸8年経過)

1万円以下の細かな金額は省略していますが、ざっとこんな感じです。

今思えば毎月8万円は結構な金額ですよね。学費だけをまかなうのであればこんなに借りる必要はなかったでしょう。私の希望で実家から遠い大学に進学したため、アパートで一人暮らしをすることになりとにかくお金がかかったのです。また3人姉弟の長女ということもあり、下2人の学費のことを考えると私ばかりにお金を使ってもらうこともできない環境でした。

奨学金の管理は親がしており、親の手出しと合わせて学費・アパート代・携帯代を支払ってくれていました。その他の食費・水道光熱費・日用品費・お小遣いは自分でバイトをして稼いでいました。決して余裕のある生活ではなかったので、奨学金なしに希望の進路を叶えることはできなかったでしょう。

奨学金は借金?投資?

奨学金は借金でしょうか、投資でしょうか。

私はどちらも正解だと思います。

奨学金は投資には違いないですが、中には奨学金のお世話にならずに進学する人だっているわけで。例えば起業をしよう!となったときに、開業資金を貯めてから起業する人と銀行からの借り入れで起業する人では全然違いますよね。もし奨学金を使わないで済むのなら、それにこしたことはないです。

自分の将来のためにする借金なので、ギャンブルなどでつくる借金とは性質が違いますが、「奨学金は借金だ」という自覚がないと危険です。将来的に無理なく返済していけるのかどうかをきちんと考えた上で借り入れ金額を検討し、利用するべきです。

こんな偉そうなこと言っちゃってますが、正直当時の私は未成年で何もわかっていなかったですね。

親「奨学金使わないと進学させられないわ。ごめんね」

私「いいよいいよ、大学行けるなら何でも~^^」

親「月8万円で申し込みたいけど、多すぎるよね・・・」

私「大丈夫でしょ~^^」

このくらいのノリでした(笑)危なすぎる(笑)4年間でいくら借り入れすることになるのか、卒業後に毎月いくらずつ返済していかなければならないのか、一切確認せずに申請をしてしまいました。ぶっちゃけ親も良く分かってなかったんじゃないかな^^;(汗)

良く言われてることだけど、まず「奨学金」という名称がふさわしくないんですよね。借金という感覚を鈍らせるネーミングのせいで、私のように深く考えず奨学金を利用する人が多いのではなかろうか。。。「教育ローン」とか「学資ローン」とかの方が適切。繰り返しになりますが、「奨学金は借金」です。返済のことまで考えて利用するべきです。

奨学金の返済はきつい?

毎月2万円ずつ奨学金を返していっていますが、幸い就職活動が上手くいったので返済がきついとは今まで感じたことがありません。独身時代は全国転勤あり・残業ありの総合職でそれなりにお給料をもらえてましたし(手取り20~25万円くらい)、福利厚生がしっかりしている会社だったので家賃補助が出てました。

結婚した後は転職して新卒当時よりもお給料はだいぶ減りましたが、旦那と2馬力で生活費をまかなっていて他に借金もないので、月2万円くらいだったら全然大丈夫です。

ただ私はかなり恵まれている方だという自覚があります。

もしも就活がうまく行ってなかったら、お給料が満足にもらえない会社だったら、家賃補助の出ない会社だったら…返済はかなりきついはずです。大学を卒業したからといって待遇の良い会社に入れるとは限らないこのご時世、いきなり数百万円もの借金を抱えて社会に出るのは相当にリスキーなことであると言わざるを得ません。

厳しいことを言いますが、奨学金を利用して進学するのであれば、卒業後にペイできるだけの価値があるかどうかはよく考えるべきですね。

繰り上げ返済で利子を減らそう

私は大学4年間で414万円の奨学金を利用しました。さて、利子を含め返済残高はいくらくらいになると思いますか?

最初の方で書きましたが、利息を含めると返済予定総額は479万円なので、65万円は利子として元金に上乗せされていることになります。

奨学金の返還回数は借入れした金額によって異なるのですが、私の場合は毎月2万円×20年間で返済完了するようになっていました。大学在学中は無利息な上、400万円超を卒業後20年間かけて返済しても65万円の利子で済むというのはかなり良心的だと言えます。

そうは言っても、なるべくなら少ない利子で返済してしまいたいものですよね。そこで積極的に使っていきたいのが「繰り上げ返済」です。

私が毎月返済している2万円には、元金と利息の両方が含まれていますが、繰り上げして返済した分に関しては利息が発生しないんです。つまり、繰り上げ返済をすればするほど、返済する金額が少なくて済むということです。

【例】元金1.5万円+利息0.5万円=2万円を毎月返還している場合
繰り上げ返済で10か月分を一気に返還すると…0.5万円×10か月=5万円の利息を支払わなくて良くなる!

さらに知っておいて欲しいのが、元金と利息の割合について。第1回目の返還が最も利息の割合が高く、以降少しずつ利息の割合が減っていく仕組みになっています。つまり早い段階で繰り上げ返済をする程、より効果的に支払う利息を減らせるということになります。ボーナスが出たら繰り上げ返済のチャンス!いくらかは繰り上げ返済に回して、利息分を節約することをおすすめします。

私の場合ですが、第1回目の返還のときは「元金1.5万円:利息0.5万円」だったのが現在は「元金1.7万円:利息0.3万円」くらいの割合になってます。毎月の利息金額が1千円を切るまでは、こまめな繰り上げ返済を続けていくつもりでいます。

自分の子どもには奨学金は使わせたくない

「奨学金を利用してまで進学して良かったか?」と聞かれたら、私は迷わず「はい」と答えることができます。ただ「自分の子どもにも奨学金を使わせたいか?」と聞かれたら答えは「いいえ」です。

もちろんどうしても奨学金を利用せざるを得ない状況というのがあります。行きたい学校があって、叶えたい夢があって、でもお金の工面が難しい、という人にとっては奨学金は素晴らしい制度です。是非利用するべきです。

私は奨学金のおかげで希望する進路に行けて、今のところ金銭的不自由のない暮らしを手に入れることができました。ただ大学を卒業して8年がたつ今もなお、奨学金を返済し続けているという事実があります。自分で稼いだお金のうち自分のお小遣いにあたる部分から返済をしているとはいえ、奨学金含め何も借金がない旦那には申し訳ないという気持ちがあります。奨学金の返済がなければ、毎月2万円、家族のために使えるお金が増えるし、家を買うことも検討できるのに、とも考えます。

自分が奨学金を利用したからこそ、できれば自分の子どもには奨学金を使わなくても行きたい進路を選べるように準備してあげたいなという気持ちがあります。仮に奨学金を使うことになったとしても、なるべく少ない金額で済むようにしたいと。

なので娘が生まれたそのときから、児童手当と旦那の会社から出る扶養手当と家族や親戚からいただいた出産祝い金をすべて娘の学費として貯金してます。今後も毎月少しずつ貯金していくつもりです。

奨学金を利用するならよく考えて

まとめです。

奨学金を利用するなら…

・そもそも本当に奨学金が必要かどうかを考えよう
・必要最低限の金額を設定しよう
・卒業後に無理なく返していける金額かどうかをシミュレーションしよう

今奨学金を利用している人は…

・減額できないか検討しよう
・もし余ったら使わずに取っておいて卒業後に繰り上げ返済しよう
・一生懸命勉強・就活して返済に困らないようにしよう

こんな感じです。

そしてもしこれを読んでいるあなたが親の立場であれば。子どもさんが社会人になったときに困らないよう、上記に書いたことを一緒になって考えてあげて欲しいなと思います。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA