家計管理

持ち家か賃貸か。私があえて「老後」に家を買いたい7つの理由

私の親は戸建ての持ち家に住んでいる。

戸建ての家で育った私は、大人になったら家を買うのが普通だと思っていた。が、実際自分が社会人になってみると、とてもじゃないけど簡単に買えるような代物でないということがわかった。

そして実家の戸建て住宅は、実は35年ローンを組んで購入されたものだということも知った。両親はすでに定年退職をしたにも関わらず、まだ家のローンを支払い続けている。

若くして持ち家を購入した両親のことを私はとても尊敬している。が、私自身が35年ローンのリスクを取るかといえば、答えは「NO」だ。

持ち家か賃貸か。希望を言えば「戸建て持ち家」

戸建ての持ち家で育った私は、その良さを肌で体感している。

家の中で少々騒いでも、マンションやアパートと比べ近所迷惑になりにくい。画鋲やくぎは打ち放題。好きなようにDIYできる。広々としていて住み心地が良い。ペットも飼える。個室の子ども部屋を設けられる。人を呼んで集まりをしても狭くない。とりあえず住む場所には困らない安心感。などなど。

固定資産税の支払いや修繕コスト、引越しできない等のデメリットを差し引いても、私にとって戸建て持ち家には大きな魅力がある。

希望だけを言えば、私も両親と同じく「戸建て持ち家」派だ。

現状の生活スタイルと経済状況を考えれば「賃貸」

ただ、現状の生活スタイルと経済状況を考えれば、賃貸一択になってしまう。

旦那とともに共働き世帯なため、都市部にある職場への通勤を考えると戸建ては買いづらい。転勤もある職場なので、賃貸の方が対応しやすい。おまけに会社から住宅補助ももらえる。

まだ十分な金融資産もない。ローンを組めば買えないこともないが、このご時世何十年ものローンを組むのはリスキー過ぎる。どちらかの会社が倒産したら?リストラされたら?体や心の病で働けなくなったら?

希望は「戸建て持ち家」だが、「すぐに家を購入するのは現実的でない→当面は賃貸」という結論に至っている。

私があえて「老後」に家を買いたいと考えている理由

とはいえ「戸建て持ち家」への思いも捨てきれず、老後に家を買って、旦那と二人で穏やかに暮らすことが私の密やかな夢だ。

他人からは「老後に家を購入?」と思われるかもしれないが(実際友人に話すとびっくりされた)、案外合理的なのではないかと個人的には思っている。私が老後に家を買いたいと考えている理由は7つある。

1.住宅ローンを組まずに購入したいから

ローンを組まずにキャッシュで家を購入できれば、それだけで金利分を節約することができる。頭金300万円を用意し、3000万円の家を35年ローン金利1.2%で購入すると、金利分だけで600万円以上も支払うことになる。600万円を金利で支払うくらいなら、私は旦那と一緒に世界一周旅行がしたい。

幸い30代なので、老後までにはまだ時間がある。コツコツ貯金や運用で資産を作っていけば、今のペースならキャッシュで家を買えるくらいのお金は用意できる見通しだ。

2.フレキシブルなライフプランニングができるから

これから先の人生は長いので、途中でなにがあるか予測できない。

子どもが増えるかもしれない。会社が倒産したり、働けなくなったりするかもしれない。考えたくないが離婚や死別をするかもしれない。大病を患うかもしれない。世の中自体が大変革を遂げるかもしれない。

とりあえず家は買わないで貯蓄だけ増やしておけば、不測の事態に見舞われたときにライフプランニングを再検討しやすい。

3.転勤の心配がないから

老後は転勤の心配がないので、好きな土地に腰を据えて住まうことができる。戸建ての持ち家に住むには、絶好の条件だ。

4.通勤を気にせず好きな場所に住めるから

通勤を考慮して住む場所を決める必要がないのも大きい。通勤には不便そうな郊外の土地であれば割安な住宅を購入できる。車さえあれば、老後は郊外でも住みにくいことはないと考えている。むしろ静かで住みやすいのではないかと思うくらいだ。

5.家で過ごす時間が増えるから

会社で一日の大半を過ごす現役時代よりも、リタイア後の方が家で過ごす時間が断然増える。このタイミングで住まいに投資するのは合理的だと個人的に思う。

ほぼ24時間を過ごすからこそ、自分仕様の持ち家が良いのだ。

6.修繕やリフォームが最小限で済むから

結構見逃されがちだが、持ち家は買って終わりではなく、老朽化するので数年ごとに修繕が必要になる。そのときそのときの家族の状況によっては、バリアフリー仕様にしたり二世帯住宅に改装したりでリフォームすることもあるだろう。

85歳まで生きるとして、今家を買えば50年以上同じ住宅に住み続けることになる。修繕費やリフォーム費が莫大になることは容易に想像がつく。

定年退職後、60歳で家を買っても25年くらいは住める。25年であれば、修繕費は最小限で済むだろう。老後に生活スタイルが激変する可能性は低いので、最初からそのときの暮らしに合わせた家を購入しておけば、リフォーム費もかからない。

7.キレイな状態の家に住めるから

今家を買うと、家にいる時間が長くなる老後には築50年程の古い家に住むことになる。それはそれで落ち着いて良いのかもしれないが、私はできるなら老後こそキレイな家に住みたい。

まとめ:老後の持ち家購入は意外にメリットだらけ。

定年までの家賃支払いを差し引いても、老後の持ち家購入はメリットだらけだと思う。

一昔前は「結婚して、子どもができて、家を買って…」というのがテンプレだったのかもしれないが、今は状況が違う。持ち家は超長期ローンを組んでまで買うようなものではない。

というわけで、今はコツコツ貯金や運用に勤みたいと思う。

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